こんいちは!英会話ライフを運しているポテ丸です。
“Googbye”は日本語で「さようなら」っていう意味ということは誰でも知っていると思います。
しかし、それらの語源は全くことなることを知っている人は少ないのではないでしょうか?また、友人同士の別れの挨拶で”Goobye”を使用すると非常に不自然であることはご存知でしょうか?
今回は、”Goodbye”という言葉の印象や由来、ネイティブ同士の別れの挨拶でよく使用されるフレーズを紹介します!
“Goodbye”と「さようなら」の由来・語源
最後にGoodbyeとさようならの由来・語源をそれぞれ見ていきましょう。きっと、意外と知らずに使っている人も多いですよね?
Goodbyeの由来・語源
Goodbyeはもともと”God be with ye.”(yeはyouの古い言い方)を表す”Godbwye”が由来となっていると言われています。
「神とともにありますように」「神のご加護がありますように」という意味。
キリスト教文化らしい語源ですね。

「God」が「good」なったのは、神と言う言葉を軽々しく口にするのはよくないという風潮があったことから、”Good morning.”や”Good evening.” など、他の挨拶の形に揃えるようになっていったと言われています。
さようならの由来・語源
さようならは「それでは」という意味の「左様ならば」が由来となっています。
江戸時代までは「左様ならば、これにて(御免)」とか「左様ならば、ご機嫌よろしかろう」「左様ならば、ご機嫌よう」と言っていました。
明治に入ると、男性は「さようなら」、女性は「ごきげんよう」を使うように変化していき、現在は「さようなら」が残っているという感じですね。

Goodbyeの意味と与える印象
“Goodbye” が与える印象は、まさに「さようなら」です。
想像してみてください。
親しい友人と遊んで帰る別れ際、友人が面と向かって「さようなら」と1音1音はっきりと発音したらどう思うでしょう?
きっと「あれ……俺たち、もう二度と会えないのかな….??」と思うはずです。

英語の”Goodbye”も、それと全く同じ印象を与えます。
思い出してみてください。
小学生のときに、先生に別れ際あいさつするときだって「さようなら」とははっきり言わずに「さよなら〜」くらいだったはずです。
日本でも目上の人に対しても、「さようなら」とは言いませんよね。
- 「では、これで失礼いたします」
- 「お疲れさまでした」
などのように、「さようなら」以外の言葉を用いることが多いです。
同様に、英語でも目上の人に対して別れ際に挨拶するときに”See you.”を使用したり、”Have a nice evening.” などを用いることが多いのです。
- See you.
- See you tommorrow.
- See you on Monday. / See you next week.
- Have a nice evening.
- Have a nice weekend.
- Looking forward to seeing you again in the future.(初めて会った人との別れ際)
つまり、”Goodbye” を1音1音はっきりと発音して言うことは、実生活ではほぼありません。仮に目上の方に言うとしても「グッドバイ」ではなく「グバイ」くらいの感じで発音します。
親しい間柄ではGoodbyeではなくこれを使おう
親しい間柄では以下のような挨拶をすることが多いです。以下のものが、日本語の「じゃあね!」や「またね!」に近いニュアンスで使用することができます。
- See ya!(じゃあね!)
- Later!(またな!)
- Bye! / Bye-bye!(バイバイ!)
- Have a good one!(いい1日を!)
- Take it easy!(じゃあね!)
- Take care!(気をつけてね!)
とりあえず”See you. / See ya.” または “See you later.” を使っておけば無難です。”Later!” と単体で使うこともできて、こちらはより「イケてる感」が出ます😊
まとめ
今回はGoodbyeの意味やニュアンス、別れ際によく使う挨拶、さようならとGoodbyeの由来などを紹介しました。
馴染みのある言葉ですが、改めて深ぼってみると初めて知ることも多かったのではないでしょうか??
「さようなら」と”Goodbye.” はニュアンスも近く、同じ意味であるにも関わらず、まったく由来が異なる点も興味深いですよね!
これからも、英語が楽しくなる知識や薀蓄を更新していきますので、ぜひ楽しんでいってください。